2013年。今年作ったもの(その1)

今年製作したプラモデルは、全部で11個となりました。
改めて振り返ると、昨年ほどでありませんですが、相当な数です。
来年は、こんなに作ることは無いでしょう。

今日から、3回に分けて、感想などを書いていこうと思います。

「MG ガンダム Ver.One Year War 0079」


これまで、1/100スケールでRX-78を作ったことが無く、今回が初の製作となりました。

RX-78-01

ガンダムと言えば、「連邦の白い悪魔」で表現される、白ですが、
この作品を作るまで、色々と試してきました。
真っ白、ちょっとグレー、暖色系、寒色系などなど。

RX-78-02

人それぞれ、好みがあるのだと思いますが、私としては、
ホワイトに少量ブルーを混ぜた、寒色系のホワイトが一番しっくり来ると認識できた作品となりました。
落ちついいた雰囲気というか、ちょっと冷たい感じがいいと感じるのではないかと思っています。





ちなみに、2番目は真っ白。エアブラシで、上手に白を塗ることができると、言葉では表現できない美しいものになります。
ガイアカラーのEXホワイトで仕上げたMG デルタプラスは、「奇跡の機体」となっています。
その時は「自分、天才かも」と思いましたが、現在までそれを再現できないでいます。

・・・話がそれました。
多分、飽きるまでは寒色系ホワイトを続けると思います。

「MG トールギスⅠ」


原作である、ガンダムWは途中で見るのをやめたので、ほとんど印象にないMSですが、
PG エールストライクガンダムを、パール仕上げすることを決めていて、
その前準備として、「出来るだけホワイトの面積が広いMS」と言う条件だけで製作を決めました。

Tallgeese-01

パール仕上げに興味を持ったのは、真っ白で仕上げることを別の方法で試したかったと言う理由です。

その役割は十分に果たしてくれて、3通りの下地を作り、その違いによるバール塗装の仕上がりの違いを把握することが出来た、
文字通り、「実験機」となりました。

Tallgeese-02

ただ、完成しても特に印象に残るわけでもなく、そういう意味では「悲運の機体」とも言える作品となりました。

「1/100 バイファム」


2年ほど前に、10年ぶりくらいに再販された時に、購入していました。
本当は、スリングパニアーを装備したキットが欲しかったのですが、出遅れて購入することが出来ませんでした。

vifam-01

バイファムは昔から好きで、今年発売された「マスターファイル ラウンドバーニアンFAM-RV-S1バイファム」も
もちろん購入しました。足の内部構造の解釈が面白かったですね。
これをペースに、新規キットが発売されたらいいのですが・・・どこか、発売してくれないものでしょうか。

HobbyJapanで、小田雅弘氏による作例を、何度も読み返したことを覚えています。
顔のクリアパーツを前後方向に幅つめしたり、肩の円形バーニアの段差を削り取ったり。
30年前の記事の内容を未だに覚えているのに自分でも驚きます。

vifam-02

「いわゆる、ひとつの頂点か」と書かれていた言葉は忘れられません。

ちなみに、川口克己氏のウグも印象に残っています。
「非対称の美しさやね」(だったか)、の言葉も忘れられません。

・・・思い出話が長くなりました。

実は、これを読んでから、もう一回作りたくなって、入手しようとしているのですが、既に模型店では入手困難な状態のようで、
再販を待つか、ヤフオクを利用するしかないような感じです。

vifam-03

キットの出来と言えば、思いで補正された「ものすごくよくできたキット」と言うイメージ通りではなく、
合わせ目に豪快な段差が出来たり、そもそも合いの悪いパーツがあったりと、少々手のかかるキットで、
「あれ?こんなんだったっけ?」とイメージとのギャップを感じながらの製作となりました。

「PG エールストライクガンダム」


以前から、PGというシリーズに興味があって、一度作りたいと思いながら、高価な事もあってなかなか手を出せない状態が続いていました。
それが、昨年の夏頃に、ジョーシンでほぼ50%OFFで購入できるタイミングがあり、その場でぽちったのを覚えています。

strike-gundam-01

購入する前は、あれこれ手を加えたいと、いろいろ想像していましたが、
いざ購入してみると、圧倒的なパーツ数を前に戦意喪失気味。
PGをなめていたことを、認識しました。

結局、顔だけはこだわって、手を加えましたが、それ以外は部分的に手を加えただけで、塗装に力を入れることに。

strike-gundam-02

ホワイトをパール仕上げすることは決めていたのですが、ブルーとレッドはどうしようか?と、長い間決めることが出来ずにいました。
結局、発色を押さえたパール仕上げとなり、ディアクティブモードでの仕上がりとなりました。

「ディアクティブモードって、モノクロでは?」と言う声が聞こえてきそうですが、
「ディアクティブモードは、彩度の落ちた色」という自分なりの解釈での仕上げとしました。





PGは、そのうち、00ライザーでリベンジをもくろんでいます。

それでは、次は今年作った物の2回目となります。また。

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